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こころ触りの良い時間

赤信号の喜び。

こころ触りのよい時間 赤信号。 しばし、そこにとどまることができる。 通りを流れて行く車の音。 街路樹の枝で鳴く雀の声。 いきなり誰かがくしゃみ。 カフェのかわいいひさし。 待つ人々の素敵な服や靴。 青...
こころ触りの良い時間

だから。

こころ触りのよい時間 誰もいないって、落ち着く。 誰もいないって、怖じける。 誰かいるって、安心。 誰かいるって、窮屈。 必要とされるって、嬉しくて、でも重い。 必要とされないって、寂しくて、でも気楽。 だ...
こころ触りの良い時間

くぐる。

こころ触りのよい時間 くぐる、くぐりぬける。 向こう側で、読み知ったこと。 こちら側で、触れ感じたこと。 それらが一致などしないことに、ホッとする。 くぐる、くぐりぬける。 向こう側とこちら側。 ...
こころ触りの良い時間

扉。

こころ触りのよい時間 開けて良いとも悪いとも、注意書きも標識もない。 この世にあるほとんどの扉には。 立ち止まるのか、行き過ぎるのか、 開けてみるのか、みないのか。 そもそも、開けてみたいのか、みたくないのか。 ...
こころ触りの良い時間

使うものよりも大切なもの。

こころ触りのよい時間 使わないものだけれど、必要なもの。 それは、使うものよりも大切なもの。 見るだけで、心が安らぐ。 聴くだけで、呼吸が整う。 触れるだけで、満ち足りる。 香るだけで、ゆったりする。 使わな...
こころ触りの良い時間

選ぶ。

こころ触りのよい時間 心ひかれたのは、確かに、それ。 なのに、どうして迷っているの? 心迷わされるは、いつものあれ。 使いみちが多いだとか、カロリーが少し低いだとか。 割引率が高いだとか、豪華そうに見えるだとか。...
こころ触りの良い時間

気配。

こころ触りのよい時間 唯一、息をしていることがわかる時間。 乱れ重なったリズムも調整されて、始まりに戻って。 偽物をつかんじゃったり、本物を落としちゃったり。 そんな感じがしていた昨日が、一応、一日前になる。 朝...
こころ触りの良い時間

麓(ふもと)。

こころ触りのよい時間 やっと、そこに辿り着いたら、その立派な姿は消えてしまいました。 塔の真下。“憧れ”あるいは“夢”のありか、とも。 遠くから眺めている時は、その輪郭はくっきりしていたのだけれど。 そして、それを...
こころ触りの良い時間

椅子。

こころ触りのよい時間 座る場所だったら、あるよ、十分に。 好きなやつを選べるくらい、十分に。 そっちの部屋で立ちすくんでいるくらいなら、 こっちの部屋に来たらいい。来たらいいのに。 そっちとこっち。部屋はとても近...
こころ触りの良い時間

陽光。

こころ触りのよい時間 陽光。 透明な空間を縫って、縫って、辿り着く。 透明でない何かにつきあたり、透明でない何かを照らすため。 透明でない何かをあたため、透明でない何かを救うかの様に。
こころ触りの良い時間

窓。

こころ触りのよい時間 窓。 開ければ風が入ってきて、閉めれば風が遮られ。 時々のお天気で、時々の気分で、ちょっと開けたり、ぴっちり閉めたり。 そう、心地よさは、自由に調節できる。 感じた思い、そのままに。 ...
こころ触りの良い時間

こころ触りのよい時間。

序章 かしこまらず、無理をせず、あきらめず。 本当の自分が許されている時、わたしたちは心地よいリズムの呼吸が保たれます。 こころ触りが良い時間。 それは、 好きなものを見ること。 好きなことをすること。 ...
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