日常の色(物語)

Monologue(モノローグ)

【あの夏の好奇心】南仏「WELCOME HOTEL(ウエルカムホテル)」への熱望の行方

あの夏 あれから、何度目かの夏。 陽差しだけは、尚眩しい。 あの時、そこは、 行ってみたい場所、 触れてみたい空気、 感じてみたい気分、 だった。 でも今、そこは、 行ってみたかった場所、 触れてみたかった空...
Monologue(モノローグ)

【すてきを思い出す】日々の気分を穏やかに整えてくれる薬。

自分の触覚にひっかかった、「すてき」は、心穏やかに生きるための、何よりの保険になると思っています。まさに、日々の気分をホッとさせてくれる薬。だから、自分だけの「すてき」をたくさん集めておきたいと思います。
Monologue(モノローグ)

【あの憧れのゆくえ】あらゆる感情を時々の風の中で辛抱強く見守るとうっすら見えてくる。

一見無地とも思える生地でも、実は、精巧な柄が折られていたりするのと同じように、人の表情も一見ではわからない奥深さがあります。その奥深さを察知できる感度を磨きたいと思うのです。
Monologue(モノローグ)

【揺れる】揺れることができるのは、守られているからかもしれない。

「ゆれる」というタイトルの映画があります。 2006年に公開された、西川美和監督作品ですが、私は上映中に3度観に行きました。 心象は、全てでなくとも、必ずどこか現実とつながっています。よって、ゆれるわけです。
Monologue(モノローグ)

【椅子】同じ場所に立ちすくんでいない?

この世の中には、他の道が数えきれないほどあるってこと、みんな知ってるはずなのに。人生において、同じ場所で、同じ列で、何かを待っていたり、いなかったり。
Monologue(モノローグ)

【カタチ】憧れの輪郭線は、近づくほどに薄くなっていく。

遠くから眺めている時は、輪郭がくっきり見えていた。道しるべのような顔をして、いつだって目立っていた。
Monologue(モノローグ)

約束の行方~交わしたってことは、本当だったから~

守り、守られた約束だけが、ここにあります。
Monologue(モノローグ)

気配~陽ざしの記憶はいつもまぶしさを連れてくる~

目を閉じたなら、 まぶたはその熱さを知っているし、その明るさも知っている。
Monologue(モノローグ)

Monologue(モノローグ)~本当の本当を探る、ささやかな時間~

モノローグ(monologue)。モノはひとり。ローグは言葉、台詞(セリフ)。 演劇では、登場人物の心の中のひとりごとだったり、映画や漫画でもひとり語りだったり。 例えば、大ヒットしている「君の名は」は、アニメ作品として...
こころ触りの良い時間

そうじゃない扉。

こころ触りのよい時間 そうじゃないことに がっかりしすぎてた。 そうじゃないことは、 ただ知らないことだった。 ただ、それだけだった。 そうじゃない扉をあえて抜けてみる。 知らない世界へ、...
こころ触りの良い時間

赤信号の喜び。

こころ触りのよい時間 赤信号。 しばし、そこにとどまることができる。 通りを流れて行く車の音。 街路樹の枝で鳴く雀の声。 いきなり誰かがくしゃみ。 カフェのかわいいひさし。 待つ人々の素敵な服や靴。 青...
こころ触りの良い時間

【ひとりの時間】安心も窮屈も愛おしい。

誰もいないって、落ち着く。 誰もいないって、怖じける。 誰かいるって、安心。 誰かいるって、窮屈。 必要とされるって、嬉しくて、でも重い。 必要とされないって、寂しくて、でも気楽。 だから、安心も窮屈も愛...
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